お祭り
上富良野の夏の二つの大祭り
夏の例大祭と夏越しの大祓
上富良野神社では、年間を通して様々な神事にまつわるお祭りを行っていますが、その中でも特に大きな二つのお祭りをご紹介します。
夏の例大祭
例大祭とは、一年に一度行われる、神社にとって特別なお祭りのことです。上富良野神社では毎年8月1日に行っています。神への供物が盛大に捧げられ、祈祷者や地域の子孫、豊作などを包括して祈るのが習わしです。
御神輿
上富良野神社の御神輿は、富山の職人さんによって制作され昭和27年に上富良野神社へ奉納されました。唐破風造りという関西風でありながら、蕨手と言われる屋根飾りは江戸神輿のように取り付けられています。
このように上富良野神社の御神輿は江戸神輿の影響を受けた関西風の作りとなっています。
子ども神輿
お祭りの際には普通の御神輿だけではなく、地域の子どもたちによる子ども神輿の渡御も行います。
夏越しの大祓
夏越しの大祓とは、1年の半分にあたる6月30日に、半年の間に身に溜まった穢れを落とし、残り半年の息災を祈願する神事です。夏越しの大祓では、古くから日本に伝わる風習の一つである、「茅(ちがや)の輪くぐり」が行われます。
を清めて災厄を祓い、無病息災を祈願するというものです。日本神話のスサノオノミコトに由来するといわれ、唱え詞を唱えながら8の字に3度くぐり抜けます。