由緒
上富良野神社の歴史と由緒
明治三十二年に十勝鉄道が開通 (現富良野線) して上富良野市街地が形成されたころ、他の団体、農場、牧場等が神社をもっていたのに市街には神社がありませんでした。上富良野村史旧原稿によると
横山丈太郎氏時の富良野村戸長に談じ、自らその主唱者となり、 有志者を戸長役場に参集せしめたるは明治三十五年三月三日の事なりとす。
当時本村は富良野村と称し現今の南富良野までの区域なりしが、役場所在地なる本市街地に氏神なきは遺憾なりとし、祝儀の結果、三重団体、島津農場、永山農場に移牒し、更に協議を重ね富良野総鎮守として社殿を建設することに決し、其委員として境柳助、金子庫三の両氏をあげてその任に当らしめ、1面祭典の事を掌るため青年会を組織するなど奔走につとめ、同年七月二十五、六の両日を祭典日と定め、初めて祭礼を行ふに至れり。
——以上引用——
とあり、これを創祀の根拠とします。その後、大正九年五月十八日内務省より神社創立の許可を受け、大正十二年八月七日に村社に列せられました。
この大正九年の内務省への創立許可申請に関する書類に添付されている上富良野神社明細書に「明治三十五年天照大御神を現在地に奉祀したるをもって創祀となす」「明治三十五 年創祀以来富良野神社と称し、富良野村総鎮守たりしが、 下富良野村分村以来上富良野神社と号す」との記載があり、創祀当初の社号は『富良野神社』であり、下富良野村 (現在 の富良野市) を分村し村名が『上富良野村』となったことにより『上富良野神社』と号するに至ったことがわかります。
天照皇大神が
祀られている神社
御祭神
天照皇大神
天照皇大神とは、日本神話に主神として登場する、天上世界を治める太陽を司る神である。 女神と解釈され、高天原を統べる主宰神で、皇祖神とされる。 『記紀』においては、太陽神の性格と巫女の性格を併せ持つ存在として描かれている。皇室祖神として伊勢神宮の内宮に祀られており、また全国各地の神社でも祀られている。
四季折々の美しい景色
上富良野神社がある上富良野町では、四季を通して、色とりどりのお花や様々な植物、壮大な十勝岳を望む絶景を楽しむことができます。上富良野神社へお越しの際は、ぜひ、ドライブがてらに、周辺の大自然をご堪能するのもおすすめです。
上富良野神社がある上富良野町では、四季を通して、色とりどりのお花や様々な植物、壮大な十勝岳を望む絶景を楽しむことができます。上富良野神社へお越しの際は、ぜひ、ドライブがてらに、周辺の大自然をご堪能するのもおすすめです。
おすすめ!ドライブコース
- 上富良野神社→十勝岳 望岳台まで 道道291号線でおよそ30分
- 十勝岳の壮大な景色と、溶岩の景色も楽しめる展望台です。四季を通して楽しめますが、紅葉が綺麗な秋が特におすすめです。
- 上富良野神社→白金 青い池まで 道道353号線でおよそ25分
- 神聖で美しい青い水の池がある、上川郡きっての人気スポット。遊歩道も整備されています。
- 上富良野神社→四季彩の丘まで 道道353号線でおよそ15分
- 色とりどりのお花が咲く、見応え抜群のフラワーガーデンで、人気スポット。お花の他にも、アルパカ牧場やアイスなどの売店、レストランなどもあります。夏がおすすめです。